この二つはセットで取り上げるべきでしょう。
先日アップデートがあったiTunes4ですが、何よりもメインはACCに対応したことでしょうか。そして、iPodが新しくなりました。それもそれで機能強化のみならず、いろいろな部分で改善されている点が多いですね。
まずは、iTunes4から。
アメリカ国内ではiTunes Music Storeが使えるのがかなりの目玉となっていますね。しかし、日本ではなかなか実現できない。このことについて、いま、手元にあるMacPowerの7月号に詳細記事が出ています。
大まかにまとめると、何よりも現在の販売形態やそれぞれの思惑によって、日本でのiTunes Music Store展開が難しいと言えるだろうということです。
それはユーザ側のことをあまり考えてくれない現在のレコード会社に責任があると思われるんですが(私的な意見ですけれども)、著作権の問題はすぐに解決できると思います。そんなに難しいモノではありません。実際に技術として採用しているモノもあります。何が問題って、流通形態。現在はCDというメディアで販売しているわけで、それをインターネットで販売するとなると、現在ある店舗はじゃんじゃん閉店していくことになる。そういう懸念があるだけで、現在のCDを取り扱う各種店舗からの圧力がかかる。すると、レコード会社も販売をメディアを利用する形で販売する形態を離れずに居ざるを得ない。
結局は、ユーザのメリットは度外視されてるわけですね。残念。根本的な所からの改革となれば、アップルとしても「やりたくてもできない」ということなんでしょうか。
まぁ、それでもACCに対応したということで、iTunesに入っている楽曲データの占めるHDDの容量がかなり少なくなっていると思います。圧縮率が高いのに、MP3よりもかなり高音質。すごいですよ。やっぱり。
さて。iPod。
一般的にはiPod2と言われるのでしょうが、iPod2はそのうちオフィシャルで出てくると思うので、私は敢えてthe New iPodという言い方にしましょう。
この記事を書いている現在、私はthe New iPodを利用しているわけですが、なによりもサイズの違いと、角とボタンのデザイン、そして、リモコンの接続形態が変わったことがポイントです。
サイズが小さくなった気がします。もしかしたら気のせいなんでしょうかね? 目の前で2つ並べたことはないのでわからないのですが、軽くなっている気がします。
もしかすると、サイズは、角とボタンのデザインのせいでそう感じているのかもしれません。角は丸くデザインされ、かなり優しい印象を受けます。さらに、ボタンは稼働部のないタッチセンサー式。操作感は微妙なモノの、初期のiPodを使っていたときに悩みの一つであった稼働部の隅に溜まるゴミはこれでは溜まらないです。綺麗な状態を保てるわけですね。
標準でちゃんとキャリングケースが付いてきます。それは1世代前からでも一緒ですね。
とりあえず、リモコンが私の中では一番の問題だったんですけれども、新しい接続形態では接続部分の端が中で断線することは少ないデザインになっています。これもとってもうれしいこと。
結果、私は納得の一品を手に入れたと言えます。(笑)
一時、左右のチャンネルがいきなり切り替わるとか、トラックの切り替え時に「プチ」と音がする等の不具合が報告されていたモノの、現在のファームウェアではかなり改善されています。まだアップデートしていない方は是非アップデートをかけられることをおすすめします。
個人的には、発表時のウェブを除く限りあまり必要はないと思っていた機能です。いざ見てみると、かなりすごい機能ですね。
Exposéって、「えくすぽぜぇ~」って後ろにアクセントつけて読むんですね。(笑)
画面を大量に表示した状態で各種作業をするのはプログラマやデザイナーの必須事項というか、職業病というか、何というかですが、そういうときに必要なウィンドウへアプリケーションをまたいで移るには結構面倒な作業が必要だったわけです。それを簡略化するのがExposéですね。
ぽちっとするだけで、今開いているウィンドウをタイル上に並べてくれます。これは、開いているウィンドウを全部で行うこともできますし、アクティブなアプリケーションのウィンドウだけでやるということもできると。すごい機能です。というよりも、アニメーション技術がすごいです。これは利用の価値ありでしょう、機能だけではなく見た目の楽しさからも。
ほかにも、メールにデスクトップ上にあるファイルを添付したいなぁ~とか思うと、今まではウィンドウをサイズ調整して、ドラッグアンドドロップみたいなことをやっていたわけですが、Exposéでは、ウィンドウが避けてくれます。避けたウィンドウを横目に、添付したいファイルを選択して、ウィンドウを戻してドロップ。簡単です。なおかつ、わかりやすいです。
Desktop=机上という意味を考えれば、自分の机の上に書類がバラバラにあるとすると、とりあえず、必要なモノを探すのには並べたりするなどして、全体を見渡せるようにするのは当然のこと。それを実現してくれる機能と考えれば、かなり実用的な機能と言って良いのではないでしょうか。
操作は簡略化されたモノの、Exposéがらみの内容をウェブ上で投稿するには面倒になったというのが唯一の難点とでも言えましょうか。(笑)
今までβ版だったSafariも今回のWWDCでメジャーバージョンになりました。
ジョブス曰く「大変成功を収めた」Safariなんですが、それはあくまでも英語圏でのみ通用する表現のような気がします。
皆さんもご承知の通り、未だ日本語を含む複数コードの存在する言語ページの閲覧では文字化けが数多く見られます。それも、全体ではなく、ごく一部が文字化けするというバグまで持ち合わせており、掲示板などへの入力が送信時に化けたり、ページが表示されなかったり、日本語入力を受け付けてくれないことがあったりと、かなり2バイト文字に対しての配慮が欠けているように思います。この状態で「ローカライズされている」と言ってしまうのはいかがなモノかというのが個人的な意見。
実際問題、このBlogを更新するのも一苦労なんです。
でも、もちろん、メリットだって多いんですよ。タブブラウザになっているところとか、レンダリングの早さ、そして、GOOGLE検索のために用意された入力エリアです。この辺はユーザ側のことを考えてくれていますよね。ブックマークの管理方法然りです。もちろん、この辺の機能についても賛否両論・改善論もありますが、第一段階としてはクリアでしょう。
と、メリット・デメリットとあるモノの、未だに他社ブラウザに追いついていないのは事実。機能的にも、根本的なブラウジングの面でも。この辺は早々に改善をお願いしたいところではあります。
500万件のダウンロードなどと言っていたように思いますが、それは「興味があるから」という可能性があります。実際に稼働しているSafariがどれだけ在るかというのはダウンロード数とは別のモノです。思わず成功しているように聞こえるのですが、やはり、機能面での成功は数で示すのは難しいでしょう。
もちろん、アップルのサイトを見ているブラウザの数がInternet Explorerを超え始めたというのは事実だとしても、Safariのデフォルトホームがアップルに指定されている以上、「たまに使ってみようかな」と思って起動しただけでアップルにつながってしまいます。だから、数値が高いと言えるかもしれません。
難しいところですけど、これからの改善&発展に期待するので、がんばって欲しいところです。
とりあえず、写真をごらんいただきましょう。
もちろん、あちこちのサイトでアナウンスされているとおり、アルミニウムです。形は四角い直線基調のデザインで、見た目は小さくみえるようになっています。
スピードに関しては、アップルのサイトをご覧いただくとして、中は4層に分かれており、前面吸気で電源部分・CPUの部分・各種目盛りなどの部分・ストレージデバイスの部分と分かれている(はず)です。ファンは9個あり、それぞれが独立して稼働するので静かとのこと。35dBAだそうです。(確か)
何よりもデザインが特徴的です。表のカバーをはずすと、さらにプラスチックの透明部分があり、それをはずして初めて内部にアクセスできるような設計です。また、前面吸気なので、フロントパネルが全面穴あき。結構セクシーな感じです。(意味不明)パッと見はどっちが前だかわからないくらいににてるんですよ、前面と背面。
個人的には値段も魅力だと思います。あの値段でこのスペック。8GBのメモリなんてあり得ないですよ。DVDの中身が一瞬でメモリへ読み込めてしまう勢いでバスが用意されています。
欲しい!しかし、買えない。(笑)
2003/06/24東京国際フォーラムホールCで行われた「WWDC2003 基調講演上映会」を聞いてきた感想ですが、それぞれのリリースに対しては細かく書くとして、全体的なお話をすることにしましょう。
会場5分前に受付前に行ってみたところ既に長蛇の列。ここはアップル教信者達、皆さんどこかに自己主張しているところが見受けられました。iPodのTシャツを着ている人もいれば、iPodをみえるようにしている人もいる。帽子がアップルな人もいれば、上下ブラックの「アップル販売店担当者」のような格好をしている人もいる。さすがですわ。
15分に受付を開始したとたん、受付は大混乱。4つの受付に対しては来場者の方が多かったように思いますが、その辺はうまく切り抜けて。手荷物検査を通ったら、傍らに白い布を被った「何か」が。間違いなく「アレ」だろうということはわかってたわけですが、その辺は後まで気にしない方向で。
そして、受付で配られた紙2枚を見ると、アンケートご協力のお願いと本日の注意事項等。よくよく読むと、ミネラルウォーターを配布するとのこと。すごいじゃないですか。無料でそんなことまでして頂けるとはありがたいです。しかも、セルフサービスでウーロン茶・コーヒーまで用意してある。すばらしい!さすが外資。
さらにエスカレーターをあがり、会場入り口では黒い箱の上に白いモノが乗っているモノを手渡され、「まさか!お土産?!」と思っていると、それはレシーバーでした。無料なんだから、そんなところ期待しちゃいけないんだよね。と自分に言い聞かせつつ。
そして、しばらくすると開演のアナウンス。スクリーンの両脇につるされた白く光るアップルマークが輝かしいステージ上にアップルコンピュータ株式会社取締役社長原田氏が登場です。簡単な挨拶をして頂いた後、上映開始です。
発表された製品等々は別にご紹介するとして、Mac OS Xをリリースしてからの急激な「Mac OS XへのSwitcher」増加を非常に喜んでいたジョブスです。そのほかにも、Mac OS X対応のソフトが3倍に増加したことに非常に喜んでいました。なにしろ、この場は「Developers Conference」ですから、プログラマが目の前に大量にいるわけです。こんなに密着した形で報告できる場は無いですね、他に。まぁ、良いことだと思いますよ。
製品だけではなく、成功した各種成果の報告ももちろんありました。
第3世代のiPod。Safari Public Beta(これは英語圏でのみ成功している気がしますが)。iTunes 4 + Apple Music Store(これももちろんアメリカのみでの成功だと思います)。
とにもかくにも、アップルはいろいろな側面で順調に成果をあげていることがわかりました。
ここ6ヶ月でリリースした製品・ソフトウェアなどの紹介も盛りだくさんです。目新しいことは無かったものの「これが6ヶ月に1社がリリースしたモノ?!」と思うほど大量に紹介されたわけです。
そして、新製品紹介。
お約束の「One more thing......」も登場しました。
上映終了後は原田氏の基調講演です。
新製品(ハードウェア)の除幕式と、フュージョンバンド:カシオペヤの向谷さんを招いての新製品(ソフトウェア)のデモンストレーションを行っていました。
日本での戦略も発表され、銀座に「Apple Store Ginza」をオープンすることも正式に発表されました。もちろんこれはジョブスも発表していました。かなりの期待を寄せている様子です。完成予定の写真も発表され、待ちかまえていたユーザには感動モノだったわけです。
その後は、もちろん、新製品の展示を見てきました。それは写真をアップロードしてあるので、それを見ていただきたいのですが、ハードウェアの展示含め、ソフトウェアも実演してましたので、バックヤードのアップル社員(?)が手を振っているのもしっかりと確認しました。
黒山の人だかりでしたが、皆さんそれなりに理性は持っているようで、混乱することはありませんでした。
強いて言えば、トイレが大混雑したくらいでしょう。
最後にはプレスリリースをプリントアウトしたものをいただきました。
普通に印刷して見ようとは思わないものなので、いいものをもらったと思いますよ。いいお土産になりました。ハイ。